栗山千明:驚きが深いと…一気にトリコ

すでに読んでるファンの方も多いかと思いますが、2008年6月13日付けのMSN産経ニュースに資生堂UNOのCMで共演した栗山千明さんがオーランドについて語っています。とても好印象な記事で読むと心が温まります。
この手のニュース記事はすぐに削除されてしまうので、保存も兼ねています。
(前略)
感動といえば、最近出演した男性用化粧品のCM撮影時。共演したハリウッド俳優のオーランド・ブルームさんからは、多くの驚きをもらった。
CMは、欧州のとある街で出会い、意気投合して一緒に過ごすものの、別れもある、という男女の話。さまざまな2人の距離感を、セリフ無しで表現しなければならず、テストもほとんどないままコンテを受け取り、すぐ本番という状況だった。
広い倉庫に部屋、美術館、カフェ、パーティー会場といったセットが組まれて撮影したが、彼はその合間、合間に、わざわざ日本側のスタッフの所まで来て、「泣き方が自然だった」とか「表情がよかった」とか、私の演技にコメントをくれた。
すると、倉庫にいたみんなが、どんどんリラックスしていくのがわかった。私も緊張がほどけ、コンテ通り、異国で過ごす女性が、偶然出会った彼と徐々に仲良くなる、といった雰囲気を瞬時に出すことができた。
テレビでは15秒か30秒、ホームページでは180秒ものCM。そのために、合計100カット以上のシーンをたった2日間で撮り切る。
ドラマのようなCMが一気にできた裏には、ハイスピードな撮影現場をうまく回すための、彼ならではのコミュニケーションのテクニックがあったんだと思う。
彼の立場だったら、スタッフが何でもやってくれるんでしょうに。
そう思ったとき、配慮とか贈り物に「驚きの深さ」が加わると、こんなにも相手の気持ちを豊かにしてくれるものだとわかった。第一、演技論や映画論を語るよりも、周りにいたたくさんのスタッフを、一気にトリコにしてしまったんだから。







